最近は、政府関係の報道も、マスコミの報道も何も、素直に信じられない状態になっている気がします。
しかも日常に必要で大切な情報は、こちらから積極的に探しに行かないと、手に入らない状態では無いでしょうか?
そんな風に感じている今日この頃
そんな時にFBでこんな記事を見ました。
東京湾の放射能汚染状況はすさまじい!【海上保安庁・日本近海放射能調査結果26年3月】
ただ引用元がハッキリしない。
で調べると、ここ(放射能調査結果|海上保安庁 海洋情報部)から辿れるようです。
直リンク=>放射能調査報告書|平成26年調査結果
P5「図 1-1 平成 26 年日本近海放射能調査海域」とP6「表 1-3 平成 26 年日本近海放射能調査結果-海水」から”3”が東京湾で放射能濃度は”6.3±0.4 mBq/L”であることがわかりました。
で、この数字ってどうなの???と
ってことで、適当に計算してみました。
どの程度なのかが、わかれば良いかなと思ったので、かなり簡易な計算です。もっと増えるかもしれないし、もっと減るかもしれないです。
間違っているようならご指摘頂ければ幸いです。
———-ここから———-
摂取効率、希釈率、加工による減少率などは考慮していない。
東京湾内の海水中のセシウム137の放射能レベルは「表1-3」より
6.3 mBq/L
1日4リットルの海水を飲料水として摂取したとして(塩分取りすぎです)
6.3×4×1/1000=0.0252 Bq
1年間継続して摂取したとして(益々、塩分の取りすぎです)
0.0252×365=9.198 Bq
ここで、セシウム137の摂取基準値は以下の通り(単位:Bq/kg)
飲料水:10
牛乳:50
一般食品:100
乳児用食品:50
1リットル=1kgとすれば、先の計算式をそのまま適用しても良いと考えられるので、飲料水とした場合
9.198 Bq < 10 Bq
となり基準値以下となる(塩分は相当オーバー)
また「人が1年間に浴びる放射線量の基準は1mSv」(国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について)であり、その計算方法は、
預託実効線量(mSv) = 実効線量係数(mSv/Bq) × 年間の核種摂取量(Bq)、
ここで、セシウム137の実効線量係数(mSv/Bq):0.013、
よって
9.198×0.013=0.120(0.119574)
0.120 mSv < 1 mSv
となり基準値以下となる
———-ここまで———-
と言うことになりました。
どう捉えるのか、読んだ方次第。
ただ冒頭にも書きましたが、生活に直結するこの様な情報を「いつでも」「誰にでも」「わかる」様にして頂きたいものです。
天気予報みたいな感じでやっても良い様に思いますけど。