保育園の野菜畑 行政代執行で立ち退きへ 大阪・門真 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
仕事から帰り、テレビを付けると丁度ニュースをやっていた。
そこで見たものは・・・
大人数の強制執行員が、ある農園の強制撤去を行おうとしているところだった。
園長さんは「後2週間待って下さい。そうすれば芋を収穫できるんです」と・・・
保護者の方たちは、畑に突っ伏せて作物を畑を守っていた。とても小さな面積を・・・。必死に。
酒も飲んでない。まして怪しいクスリも飲んでない。
なのに、目頭が熱くなり、号泣している自分がそこにいた。
未だに、なぜなのかは、わからない。しかも、これを書きながら、また涙がこみ上げてくる。
橋本知事は言った。(たぶんこんなことを言ったと思う)
2週間工事を止めると7億円の損害が出る。今回は公を優先させて頂いた
緑地が少ない都市部。まして畑や田んぼはほとんど無い。
オレも幼稚園の時に、近所の畑に芋掘りに行ったことを思い出した。その畑は今は無い。
理解は出来るが、納得できない。
あぁ、また涙が・・・
書き留めておきたかった。
jiRoさんからツッコミをもらいました。最初は同じツッコミで返事をしようと思ったんだけど、表に書いた方が良いような気がしたので、追記として記します。
大阪府は借金まみれ。公共事業もコスト圧縮。破綻寸前です。
なのになぜ道路工事を優先しなければならないのか?一時中断ってことは出来ないのか?
行政の不正・不平がニュースに溢れているけれど、それは民間企業がそうさせている部分は多分にある。(たぶん・・・。)
そしてそれは、すなわち私たちのことであって、畑を潰したのは・・・オレ達なんじゃないかと・・・。
一方で、都会の真ん中で、幼稚園児のために畑を使っている人がいて、身体を投げ出してその畑を守ろうとしている人がいる。
そしてそれも、すなわち私たちのことで、少なくとも心の中では、みんなそうしたいと思っているはずですよね。
企業人としては、どちらを選ぶべきなんだ?
人としては、どちらを選ぶべきなんだ?
こんなことを思いながらも、仕事に追われている自分が・・・。